Exhibition
Room 1+2グループ展
中島恵美子 神彌佐子『cycle』 写真と日本画
中島恵美子 神彌佐子
会期:2018.11.27(TUE)- 2018.12.02(SUN)
12:00-19:00(最終日16:00)
自身の作品制作について、神彌は「現代にある生命の根源的な混沌を描いている」と言い、
中島は「記憶すること、記録することは事象を過去の物にして完結することを意味するのではなく、
再生に臨む準備が始まることを意味する」と言う。
絵画作品を制作する神と、写真で作品を制作する中島。手法だけ考えれば、片や手作業による湿度を持つ有機的な作品で、片や化学技術を反映させた乾燥した無機的な作品に思えるが、両者が融合することによって新たな鳴動が始まり、現在に至るまでの混沌が生命として再生した以上、そんな分類は意味を成さない。
さあ、循環機関が耳に聞こえぬ音を立て、眼には見えない動きを始めた。
展示とは、観るものではなく体感するもの。
作品と共に作家達と対峙し、その空間の魔術性を体感してほしい。