Roonee 247 Fine Arts(ルーニィ・247ファインアーツ)

Exhibition

【作家プロフィール】
1975年名古屋生まれ。
日本大学芸術学部写真学科卒業後、河野英喜氏のアシスタントを経て独立。
雑誌や広告を中心に、子どもからアーティストや女優、某国大統領まで、幅広く人物撮影するのが活動のメイン。
写真雑誌での執筆や撮影会の講師・講演など、活動の範囲は多岐に渡る。
ライフワークは「世界中の子どもたちの撮影」で、年に数回は海外まで撮影旅行に出かけ、写真展も多数開催している。
身長156㎝ 体重39kgの小さな写真家である。
キヤノンEOS学園東京校講師。公益社団法人 日本写真家協会 会員

【主な写真展】

2009年 「世界で一番青い空」(キヤノンギャラリー) 

2011年 「チビッコカメラ世界紀行」(フォトギャラリーUC)(江戸東京たてもの園) 
     「チビッコハウスへようこそ!」(キヤノンギャラリー)

2014年 「ナウル日和」(キヤノンギャラリー) 
     
「NIGHT LIGHT」(京橋72ギャラリー)

2015年 「レソト日和」(コニカミノルタプラザ)(熊本アートギャラリージャッド)

2017年 「COLORS-LAOS,DON DET」(富士フォトギャラリー銀座)

2018年 「KIDS A GO GO!」(GALLERY IWAO)

2019年 「SAHARA」(キヤノンギャラリー銀座)
       
     「赤道海国 サントメ・プリンシペ」(Nine Gallery)
        「いつものみち」(Roonee 247 fine arts)

2020年 「ISLANDSCAPE」(京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク)

     「いつものいえ」(Roonee 247 fine arts)


【主な写真集】

2014年  「ナウル日和」(日本カメラ社)

2015年  「レソト日和」(Dream Labo 5000による限定版) 

2017年  「Don Det」(Dream Labo 5000による限定版)

2019年  「SAHARA」(日本カメラ社) 
     
「赤道海国 サントメ・プリンシペ」(Canon Dream Laboによる限定版)
     
「いつものそら」(Dream Labo 5000による限定版)

小澤太一オフィシャルサイトhttps://www.kozawataichi.com
ブログ: http://ameblo.jp/kozawataichi/
Facebook:  https://www.facebook.com/kozawataichi

Room 1+2個展

小澤太一「いつものいえ」

小澤太一

会期:2020.12.01(TUE)- 2020.12.06(SUN)

12:00-19:00(最終日 16:00 まで)

娘が生まれてからまもなく4年を迎える頃……。
当たり前にいつも傍にカメラがあり、たまの休みにどこかに行った時はもちろんのこと、
日々のなにげない生活でさえ、何百枚と写真を撮りまくるのが日常となっていた。


そんな最中の2020年4月7日、コロナによる緊急事態宣言が発令。

当たり前だった日常が当たり前じゃなくなり、保育園が閉園になった娘と仕事がばったり無くなったおとーたんの二人で、家の中にひたすらこもってあり余る時間を過ごす日々が始まった。

コロナによって気持ちが塞ぎ込んでしまう……なんてことはこれっぽっちもなかった。
むしろ『このコロナの今を撮りたい』との思いから、次のことを最初に決めて写真を撮り始めた。

其の壱:撮影範囲は家の中のみ(但し、マンションの屋上は家の中に含む)
其の弐:撮影はモノクロ限定

其の参:必ず1日1枚、SNSにアップする作品を作ること



いつまで自粛期間が続くのかもわからない中、娘の写真を…それこそ四六時中撮りまくった。

そんな毎日の膨大な記録を、緊急事態宣言が発令された4/7〜5/25を中心にまとめてみた。
家の中にずっといたので、タイトルも『いつものいえ』とした。

昨年Rooneeで写真展として発表した、娘の保育園の行き帰りだけを追ったシリーズ…『いつものみち』の続編だ。

コロナの記録の仕方はさまざまあるけれど、一人くらい、こんなコロナの記録があってもいいんじゃないのかと思う。
少なくとも我が家にとってはコロナ時の大事な記憶が、ここに詰まっている。

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