Roonee 247 Fine Arts(ルーニィ・247ファインアーツ)

Exhibition

■プロフィール
1960年7月 東京都世田谷区生まれ。現在の本業は会社員、職種はITアーキテクト。
2000年6月に初めてカメラらしいカメラを持つようになって写真の撮影を開始し、2004年からは主として水中の生物・光景、及びアフリカのサバンナの動物達を、いずれもモノクロフィルムで撮影して、ゼラチン・シルバー・プリントやサイアノタイプ、プラチナ・パラジウム・プリントで制作しています。
「写真展を開こう」ワークショップ初回から参加しています。

■個展歴
2005年11月        サバンナの゛ネコ゛達                     ルーニィ247フォトグラフィー
2006年10月        Another World.                            アートスペースモーター
2007年 4月        DUMA                                              cafeユイット/galleryユイット
2005年 9月        Habari Gani?                                     ルーニィ247フォトグラフィー
2008年 5月        泡                                                        cafeユイット/galleryユイット
2011年12月       UPEPO ~サバンナの暑く乾いた風~       ルーニィ247フォトグラフィー
2012年 5月        Love Africa                                        アフリカ料理 トライブス
2013年12月       向こう側の…                                    ルーニィ247フォトグラフィー

■イベント等展示歴
2006年 1月        江古田海岸#1 江古田Flying Teapot(水中モノクロ写真+水中ビデオ)
2006年 7月        江古田海岸#2 江古田Flying Teapot(水中モノクロ写真+水中ビデオ)
2007年 7月        江古田サバンナ 江古田Flying Teapot(動物達のモノクロ写真+ビデオ)

Room 1個展

向こう側の...Ⅱ

塚原英幸

会期:2017.01.10(TUE)- 2017.01.22(SUN)

12:00-19:00(最終日 16:00)*月曜休廊

 子供の頃、初めて泳げるようになった時からプールでも海でも普通に泳ぐよりも息を止めて潜るのが楽しいと思っていました。当時から空気中とは全く違う水中の光の見え方に強く惹かれていたようです。
 スキューバダイビングを始めてから数年は何も持たずに潜っていたのが、ある時ひょんな事から水中ビデオを撮るようになり、やがて写真も撮ってみたくなって、まずは陸上から撮り始めた後にモノクロ写真に目覚め、水中でも自然とモノクロで撮るようになりました。南の島の海で見られるカラフルな魚、サンゴなどを綺麗に撮りたい時はもっぱらビデオ+水中ライトで撮っていて、スチルカメラで撮る時は水中でも陸上でも色ではなく光の濃淡、グラデーションに意識が集中しているようで、特に水中では常に自然光だけで撮影しています。
 被写体もザトウクジラ、イルカ、ジンベエザメなどの大物や大規模な魚群などの20mmレンズでも収まり切らないものもあれば、南の島のスコールの最中に海面に打ちつける雨の波紋を海面直下から撮ったもの、或いは下からだけではなく海面の上から撮ったものもあります。
 今回、約12年程の間に各地の海で、モノクロフィルムを使って撮影してきた写真20枚(予定)を展示します。海面を超えた「向こう側」の生き物達、「こちら側」である空気中から射し込んで来る光、あるいは「こちら側」から見た「向こう側」などを、古典印画技法を組み合わせた Cyanotype over Platinum / Palladium Print でプリントしています。

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