本展はセルフポートレート(自画像)を共通テーマとし、
古今東西の写真史の中に輝く多種多様な表現手法を手掛かりに、単に自らの姿を写すということに捉われず、
それぞれの自由な解釈で展開させた作品が会場を埋め尽くします。
同じ大学で出会ったメンバーにより 2018年に発足。
2020年は 9名にて展示致します。

グループ名は大学のシンボルである 59段の階段からつけられています。
お互いに刺激し合いながら高め合っていくことを目的として活動しています。

自分自身や家族の姿や身体などをモチーフにしながらも、
とりわけ自身の息子が生まれたばかりの姿を作品に取り込むことによって、
「この世に誕生した男」の写真を軸に自己表現を試みている天筒敦士、
人物写真における技術的なタブーを静物写真の様式に取り入れることによって、
「モノ」を「ヒト」に見立てながら制作を行うイイダユキなど約50点を展示予定です。