Roonee 247 Fine Arts(ルーニィ・247ファインアーツ)

Exhibition

写真家 櫻井朋成

フランスに移住して 19 年。
ヨーロッパの伝統、歴史を追ってヨーロッパを収める。
ライカ・フランスのオフィシャル・フォトグラファー として活躍するほか
車・銃器の写真、記事などを日本のメディアに寄稿する。
使用するカメラは LEICA をはじめ CONTAX を愛用する。

ヨーロッパの” 食” をテーマに展開する作品展第一弾としてこの「コンテ」が企画された。

Room 1企画展

櫻井朋成「Comte – コンテ 」延期

櫻井朋成

会期:2020.05.19(TUE)- 2020.05.31(SUN)

12:00-19:00

コンテとはフランス、スイスとの国境付近のジュラ地方で作られるチーズ。
コンテ・チーズはジュラ山脈の厳しい自然があってこそ生まれたチーズ。
そこに住む牛、長い冬のおかげで熟成されたチーズが生まれた。
その歴史は、1000年以上と言われる。

「コンテチーズは 人が作るモノでは無い。自然が生んだチーズを人が手伝っているだけ」
熟成士がそう言うコンテは数ヶ月、数年かけて育てられていく。

そんなコンテ・チーズのジュラ地方を撮影。
この地方のモンベリアール牛の農家、100年前と同じ手法で手作りされるチーズ工房。
ナポレオンが建てた、かつてフランスで 2番目に大きな要塞だった熟成庫をLEICA で収めた。

その作品はエリオグラビュールという19世紀の銅板を使用したプリントで製作している。
プリントはフランス人間国宝によるもの。自然と人の業が織りなす作品となっている。

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