Roonee 247 Fine Arts(ルーニィ・247ファインアーツ)

Exhibition

Room 1個展

重信正嗣写真展「Paktora」

重信正嗣

会期:2021.01.26(TUE)- 2021.01.31(SUN)

12:00 - 19:00 (最終日 16:00 まで)

この度ルーニィ247ファインアーツでは、重信正嗣 写真展「Paktora」を開催いたします。
本写真展は、パキスタンの伝統文化とも言える「デコトラ」と「それを愛する人々」を追ったものです
(カラー写真27点予定)。

パキスタンのカラコロム・ハイウェーを疾走するデコトラ。運転手の希望する装飾をトラックの持ち主が支援して夢を実現している。元々は砂漠の民が行ってきたラクダアートに起源 を持ちトラックの足回りに鎖をつけているのはその名残りだ。

750~800万ルピーの中古トラックを200万ルピーかけて装飾する。運転手の月給が2万ルピーに対して月給の10年分以上の費用をかけて着飾っている。

今回2018年4月と2019年11月の2回に渡って、パキスタンの「デコトラ」を造る工房に入り込み、その出来るまでを追った。旧式のベドフォード型トラックはパワーが無いため運 転席周りを木製で造り替えている。木製の運転席周りは寿命が10年。日本ではありえない改造車である。
つまり運転手は自分の10年分給料かけて装飾を願うのだ。

これらの走る芸術とも言えるパキスタンの「デコトラ」を「Paktora」と名付け写真展のタイトルとした。サブタイトルの「Khubsurat Gari Banana」は、綺麗に(Khuburat) トラック(Gari)を造る(Banana)という意味である。 走る芸術とも言えるパキスタンの「Paktora」を通してパキスタン人の心意気を感じて頂ければ幸いです。

【重信正嗣 プロフィール】

1972年広島生まれ。会社員をしながら、旅で「出会い」を撮る写真家。
「旅」は「出会い」。「出会い」の一つの形として写真を撮り続けている。
2014年に初めてパキスタン・フンザを旅しデコトラと出会う。
以来、パキスタンのデコトラとそれを愛する人々を撮り続けている。
2018年JPS展入選
2019年JPS展入選

写真展 
2016年5月 グループ展「七つの眼」(東京谷中 寺町美術館&ギャラリー)
2018年6月 2人展「Kashmir Line」(横浜綱島 POINT WEATHER)

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