Exhibition
Room 1個展
小池貴之「浜さ」
小池貴之
会期:2022.10.18(TUE)- 2022.10.23(SUN)
12:00-19:00(最終日16:00)
「浜さ行ってくる。」
そう言って、子供の頃の私はいつも家から徒歩1分の海岸へ通っていた。
波や風のざわめき、飛び交うかもめ、海と川の匂い、身体にまとわりつく潮が好きだった。
数十年経ちその浜に降り立つと、かつての風景は一変していた。
しかし目を瞑ってみると、昔のあの感触は確かに今もそこにあることがわかった。
きっと、私が感じたこの浜の要素は、100年前も縄文の時代にも存在していたのだと思う。
浜の情景は、海に溶け込んでいる。
私は故郷の海水から塩を作り、その塩を手製の感光紙(鶏卵紙)に混ぜ込み、浜の記憶を留めた。
私が感じた浜、そのものがここにある。
■経歴
小池貴之(Kino Koike)
1980年 北海道函館市生まれ
1999年~2005年京都、2005年〜東京を拠点に写真作品を制作
展示
2003年 個展 「 モノクローム 」 Gallery issis(京都)
2005年 個展 「 現れた原風景 」 Gallery issis(京都)
2019年 個展 「 街と体温 – 香港 – 」 Paper Pool (東京)
2020年 個展 「 Домой – シベリア鉄道 – 」 Roonee 247 fine arts (東京)
2020年 個展 「 Домой – シベリア鉄道 – 」 galleryMain (京都)
2020年 個展 「 Давай – シベリア – 」 八文字屋 (京都)
2021年 個展 「 Домой – シベリア鉄道 – 」 Gallery 0369 (三重)
2022年 個展 「 浜さ 」 Paper Pool (東京)
2022年 個展 「 街と体温 – 香港 – 」 ゴールデン街こどじ (東京)
その他グループ展多数
そう言って、子供の頃の私はいつも家から徒歩1分の海岸へ通っていた。
波や風のざわめき、飛び交うかもめ、海と川の匂い、身体にまとわりつく潮が好きだった。
数十年経ちその浜に降り立つと、かつての風景は一変していた。
しかし目を瞑ってみると、昔のあの感触は確かに今もそこにあることがわかった。
きっと、私が感じたこの浜の要素は、100年前も縄文の時代にも存在していたのだと思う。
浜の情景は、海に溶け込んでいる。
私は故郷の海水から塩を作り、その塩を手製の感光紙(鶏卵紙)に混ぜ込み、浜の記憶を留めた。
私が感じた浜、そのものがここにある。
■経歴
小池貴之(Kino Koike)
1980年 北海道函館市生まれ
1999年~2005年京都、2005年〜東京を拠点に写真作品を制作
展示
2003年 個展 「 モノクローム 」 Gallery issis(京都)
2005年 個展 「 現れた原風景 」 Gallery issis(京都)
2019年 個展 「 街と体温 – 香港 – 」 Paper Pool (東京)
2020年 個展 「 Домой – シベリア鉄道 – 」 Roonee 247 fine arts (東京)
2020年 個展 「 Домой – シベリア鉄道 – 」 galleryMain (京都)
2020年 個展 「 Давай – シベリア – 」 八文字屋 (京都)
2021年 個展 「 Домой – シベリア鉄道 – 」 Gallery 0369 (三重)
2022年 個展 「 浜さ 」 Paper Pool (東京)
2022年 個展 「 街と体温 – 香港 – 」 ゴールデン街こどじ (東京)
その他グループ展多数