Exhibition
Room 2グループ展
「種種種」
畦地 隼(あぜち しゅん) 田野 晋一(たの しんいち) 神谷 龍樹(かみや たつき)
会期:2018.10.30(TUE)- 2018.11.04(SUN)
12:00 - 19:00 (最終日 16:00 まで)
野毛の貸し暗室で偶然出会った3人が、サイゼリヤで写真展開催を決起しました。
グループ名は畦地(あぜち)、田野(たの)、神谷(かみや)の頭文字をとって「アゼチタノノカミ」です。自動車整備士、カメラマン、暗室店長といった全く異なる背景の3人が、互いの違いを楽しみながら、それぞれの個性を詰め込んだ写真展を仕上げました。
山が好きで写真を撮り始めた畦地にとって、山に登ることは自分と向き合うこと。誰かが歩いた足跡、自分の足跡、その先に何があるか。まだ見ぬ新たな光を求めて、フィルムにトレースを残そうとしています。
田野は3歳の息子の成長に一喜一憂する日々を通じて、大切なことは、身近なところにあるのだと感じている。当たり前のようにそこにある気配を見つめることで、私達に与えられたサインを写そうとしています。
神谷は貸し暗室の店長をしながら、カメラと共に街をぶらつくのが日課。ファインダーから覗く世界の美しさに活力をもらい、それを何とか繋ぎとめられないかと足掻いています。彼は写真を通して、明日への現在(いま)を写し続けているのかもしれません。
3つの種が芽をだし、お互いをからめながら、花を咲かせようとする様を観ていただければ幸いです。