INFORMATION
石原眞澄・宮崎敦子 出版記念トークショー「生きることの歓び:音楽・写真を活用した、うつ・認知症予防の科学的アプローチ」
2023年11月1日
東北大学大学院の同窓生として、社会人から研究者へと大きくキャリアを変えた私たち。その決断の背景には、音楽や写真を通じて心と体の回復や、世界で大きな問題になっているうつや認知症の予防に真剣に取り組みたいという強い思いがありました。私たちの熱意は、その深い探究心から研究者の道を選ぶこととなりました。
このトークショーでは、私たちの研究成果や先行研究に基づき、音楽や写真の持つ治癒力や予防効果を科学的エビデンスとともにわかりやすくお話しします。何よりも、皆さまと、音楽と写真を日常に活用して「生きることの歓び」を共有し、ディスカッションを通じて新しい発見を得る場としたいと考えています。皆さまのご参加を心よりお待ちしています。
○ 開催日時:
2023年11月18日(土)14:00-15:00 (13:30より受付開始)
○開催場所:
会場:S-TOKYO 2F
住所:〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町16−5
駐車場:なし(お車でお越しの方は近隣の駐車場をご利用ください)
最寄り駅: JR馬喰町 都営新宿線 馬喰横山 都営浅草線 東日本橋
東京メトロ 小伝馬町
○最大人数:20名 程度
○参加費:¥1000-
○ご予約:mosimosi@roonee.jp
*メールタイトルに「トークショー申し込み」、本文にお名前、当日連絡の取れる電話番号をお書きください
○連絡先:Roonee 247 fine arts 担当 スギモリ
mosimosi@roonee.jp 03-6661-2276
石原 眞澄 Ph.D
写真による生き方学研究家
医学博士、写真家
IMAGE WORK lab. 代表
一般社団法人フォトサイエンスソサエティ 代表理事
国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター外来研究員
日本心理学会会員
日本認知症予防学会会員
日本ポジティブサイコロジー医学会会員
平成16年文化庁新進芸術家海外留学派遣研修員
東北大学大学院, 医学系研究科, 医科学専攻脳機能開発研究分野修了:学位.博士(医学)
筑波大学大学院博士後期課程, 人間総合科学研究科,ヒューマン・ケア科学ヘルスカウンセリング領域単位取得 満期退学
筑波大学大学院, 博士前期課程人間総合科学研究科芸術専攻, 芸術支援学領域 修了 : 学位 修士(芸術)
写真で心身ともに回復した経験から、科学的な写真の効果に興味を持ち、筑波大学大学院、東北大大学院に進み、学位(修士/芸術学・博士/医学)を取得。修了後、ナショナルセンターの研究員として、ポジティブ心理学にもとづいた独自の写真プログラムの実証研究を開始。高齢者を対象にした研究で気分改善効果を確認し、気分障害やうつ予防、認知症予防への非薬物療法の一選択肢として写真の有効性を実証中。1999年からカルチャーセンター、大学、病院などで、心が元気になる写真講座を主催し、小学生から高齢者まで幅広い年齢層の人々に写真の力を伝えている。2023年に一般社団法人を設立し、エビデンスのある写真プログラムの社会実装と更なる研究を実施中。著書に、『光の神話 心の扉を開くピンホールフォトアート』 (誠文堂新光社)、『9日間で自分が変わるフォトセラピー』(リヨン社)。
石原眞澄 web site : http://imageworklab.com
写真研究 業績一覧:https://researchmap.jp/ishihara8
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宮崎敦子(みやざきあつこ)
医学博士。
東京大学先端科学技術研究センター 身体情報学分野 特任研究員。
東北大学大学院 医学系研究科脳機能開発研究分野 博士課程修了。
国立研究開発法人 理化学研究所 情報システム本部 計算工学応用開発ユニット 研究員を経て現職。
脳と音楽の関係、ドラムを用いた認知症予防・改善プログラム開発などの研究を行なっている。
ダンス・ボーカルユニットTRFと共同で高齢者向け健康長寿プログラムDVD『リバイバルダンス』の開発も行なっている。このダンス効果を60歳以上の健常高齢者で検証した結果、認知機能改善に有効であることを報告した。
また、Dr.DJ.ATSUKO名義で長年DJ活動を続けている。日本神経科学学会会員。同学会による市民公開講座「脳科学の達人」でもDJを行なっている。